バッハのおぼえ方
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バッハのおぼえ方
曲全部 手で覚える とか 音符全部 丸暗記は
忘れやすく 不確実

おすすめは
練習用に 区切る! 小さいまとまりを 覚える
その後
・歌ってみる…指番号見つける
・両手で弾けるようにする…日々反復して
「指上下と手の移動」「両手分の動作」を
 体にしみ込ませる
・曲の構成を物語のように感じて 弾いてみる

前奏曲…和音の終止形で 区切って覚える
・和音の終止形をストーリーと考えて
 物語のように おぼえていきます たとえば

平均律 1巻 1番 前奏曲
1-4小節 ハ長調です 5-11 ト長調へ向かう
12-19 ハ長調に戻る 20-31 ハ長調大きな山
32-35 締めくくります

舞曲…4小節(8小節)まとまりで おぼえる
・4小節め(7-8小節め)の終止を感じる
 先に確認してから 弾く
・舞曲リズムの枠を感じる

メヌエット ト長調(ペッツォルト作曲)
7-8小節 半終止5度 15-16 完全終止1度
17-24 中間部ニ長調で 締める
25-32 ト長調に戻って 締めくくり

インベンション…提示 発展 締め で まとまり
・まとまりは 輪切りにした日本みたいに
 まん中高くなる

インベンション 2声 1

舞曲やインベンションで フーガのように
複雑に作った曲もあります
フーガ…段落で区切る 2小節ずつおぼえる
・3声フーガなら テーマ3回+間奏で まとまり
(テーマ出現 ±1回も 多い)
・テーマと対旋律の 組み合わせ
 間奏の モティーフ利用にも 注目

平均律 1巻 2番 フーガ

新しくバッハのフーガを練習する時
自分なら 始めの数日 弾きません
音符読み取った後 指番号考え 弾き始めます
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